帯刀町(読み)たてわきまち

日本歴史地名大系 「帯刀町」の解説

帯刀町
たてわきまち

[現在地名]金沢市長土塀ながどへ三丁目

犀川馬場前さいがわばばまえ北西部から北東に入る通りで、富本とみもと町の北西端と交わり、その後北西に折れて油車あぶらぐるま町に続く通りを挟む両側町。北東は神谷かみや町。町名の由来を横浜帯刀にちなむとする説もあるが(亀の尾の記)未詳。元禄九年(一六九六)の地子町の書上(「片岡孫作筆録」加越能文庫)に町名がみえる。文化八年(一八一一)神谷町と合せて家数七三(うち武家一七)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android