神谷(読み)かみや

精選版 日本国語大辞典 「神谷」の意味・読み・例文・類語

かみや【神谷・上谷・紙谷】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「神谷」の解説

神谷
かみや

[現在地名]日義村神谷

宮越みやのこしから伊那へ通ずる権兵衛ごんべえ街道の姥神うばがみ峠の西麓にある集落で、嘉永元年(一八四八)の宮越村人数改帳には戸数二七戸のうち四戸が農業兼大工のほかは、「組牛」となっている。組牛というのは、宮越村や権兵衛街道の項でもふれた中牛稼ぎのことである。「牛壱組は五疋づつなり」(木曾巡行記)とあるように、組牛一組というのは五頭ずつで組織されていたものである。そして仕事に出るときは「壱組四頭ツヽ牽ども、小荷附と唱へ壱頭まし都合五頭を壱人して牽なり」(同書)とあって、一人の牛方が五頭の牛をひいたもので、牛方たちは木曾から素木・白木細工・漆器・木櫛・下駄檜笠・桶木・屋根板などをつけ出し、帰り馬として米・塩・糸・綿・反物・塩魚・干魚・油などの雑貨類を運んでいたものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「神谷」の解説

神谷

(島根県邑智郡邑南町)
日本の棚田百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

普及版 字通 「神谷」の読み・字形・画数・意味

【神谷】しんこく

深い谷。

字通「神」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android