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帯祭 おびまつり

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

帯祭
おびまつり

静岡県島田市大井神社の大祭。10月中旬の3日間、3年ごとの寅(とら)、巳(み)、申(さる)、亥(い)の年に行われる。山梨県富士吉田の火祭、愛知県国府宮(こうのみや)の裸祭とともに日本三大奇祭の一つとされている。島田の宿に嫁した女性は、安産祈願のため帯を大井神社にお供えする。神社では最終日に大名行列を行うが、その帯を披露するため、神輿(みこし)に供奉(ぐぶ)する25人の大奴(おおやっこ)の刀の下げ緒に、その帯を使用する。帯を長く垂らしながら、静かに歩むのである。[大藤時彦]

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世界大百科事典内の帯祭の言及

【帯】より

…なお,嫁入りや葬式の際に花嫁や喪主の妻などが帯を前結びにする風があるが,これは古態を示すものであり,遊女は長くこの前帯の習慣を残していた。 静岡県島田市の大井神社の帯祭では,大奴が嫁にきた者の最上の帯を太刀にかけて練り歩く。また近江の宮座祭祀では,頭人の妻が持つ最上の帯を娘や親戚の少女が肩から後ろにかけて神饌を運んだり,頭人の妻が帯を手にかけて参拝する風がある。…

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