コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

神輿 みこし

7件 の用語解説(神輿の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

神輿
みこし

御輿とも書き,シンヨともいう。神霊が本社から他社に渡御する際に,神体または神霊 (御霊代) が乗るとされる輿。種類は多様だが,普通は木製で黒塗りのものが多く,形も四角,六角,八角などで,多くは屋蓋の中央に鳳凰またはねぎ花などを置き,台には2本の棒を轅 (ながえ) として置く。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しん‐よ【神×輿】

《「じんよ」とも》神霊を安置する、こし。祭礼のときなどに担ぐ。みこし。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

神輿【しんよ】

神輿(みこし)

神輿【みこし】

神幸式に神霊の乗物とされる輿。〈しんよ〉ともよむ。貴人の乗物である御輿に由来する本神輿のほか,酒樽をかつぐ樽神輿や扇神輿,芋茎(ずいき)神輿などがある。芋茎や樽は神饌,扇は神の依代(よりしろ)に由来。
→関連項目祭り

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

みこし【神輿】

神霊が渡御するときの乗物。御輿とも書く。神輿は〈しんよ〉ともよむ。奈良時代の749年(天平勝宝1),東大寺大仏建立に際して上京した,宇佐八幡神の紫色の輿が記録上の初見である。神輿の原型は諸説あり確定していないが,天皇の乗物の鳳輦(ほうれん)との比較検討も必要であろう。種類は多様であるが,基本的には台,胴,屋根からなり,台に2本の棒を貫く。木製,黒漆塗りで四角,六角,八角などの胴に美麗な装飾をほどこし,屋根には鳳凰(ほうおう)または葱花(そうか)を飾ったものもある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しんよ【神輿】

神霊を奉安する輿こし。みこし。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

神輿
みこし

祭礼の渡御(とぎょ)のとき、神霊の乗り物として担ぐもの。「しんよ」とも読み、御輿(みこし)とも書く。日本の神霊は、日常は天空や海のかなたにあり、人の招きに応じて定期的に、あるいは神霊の意志によって臨時に、人里を訪れて祭りを受け意志表示をするものであった。したがって社殿も、祭りのつど新築し、祭りが終われば取り壊した。社(やしろ)は屋代(やしろ)、つまり祭りのときに社殿を造営する場所の意であった。神社建築が進んで堅牢(けんろう)華麗なものになり、また神霊にはつねに近くにいて見守ってほしいという願望から、社殿は常設のものになった。しかし神霊は祭りのたびに訪れてくるものだという観念は残留し、社殿から出発した神霊が村内を巡行する形式を生じた。その神霊の憑(よ)りどころになるのが、笠鉾(かさぼこ)であり山車(だし)であり梵天(ぼんでん)である。少年や神職が尸童(よりまし)になることもある。神輿もその一つであった。神霊の巡行は本来深夜に行われるものであったが、平安時代から京都を中心に昼祭りが多くなり、昼間の神幸が一般化すると見物人も集まり、「見る祭り」へと変化してくる。そのため神幸の行列も華麗となり、中心となる神霊の乗り物に神輿を用いることになった。神輿は皇室の鳳輦(ほうれん)に擬したもので、形は四角、六角、八角などがあり、屋根の上には鳳凰(ほうおう)または葱花(そうか)を置き、台には2本の担ぎ棒をつけるのが普通である。白木のもの、小型の子供神輿、樽(たる)神輿、榊(さかき)神輿などもある。神幸の際は、まず神社で御霊(みたま)移しを行い、行列では中心に位置する。氏子の若者などがそろいの法被(はっぴ)を着てねじり鉢巻姿で、「わっしょい、わっしょい」の掛け声をかけながら練り歩いたりする。神輿振りといって、道中は前後に揺れたり右往左往したりすることがある。日ごろ憎まれている家に乱入したり、神輿どうしが行き会って喧嘩(けんか)になることもあった。近年は女性も担ぐものがあり、また若者の減少した地域では、神輿をトラックに乗せて渡御する例もある。[井之口章次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の神輿の言及

【神輿】より

…御輿とも書く。神輿は〈しんよ〉ともよむ。奈良時代の749年(天平勝宝1),東大寺大仏建立に際して上京した,宇佐八幡神の紫色の輿が記録上の初見である。…

【御旅所】より

…神社の祭礼のとき,神輿(みこし)(あるいは神幸船)が渡御(とぎよ)して一時安置される場所のこと。御輿宿,頓宮ともいう。…

※「神輿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

神輿の関連キーワード尸童還幸祭剣璽渡御宮入り御降り御船歌吉納御輿依り代ヨーグルトきのこ

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

神輿の関連情報