帯鉸(読み)たいこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「帯鉸」の意味・わかりやすい解説

帯鉸
たいこう

帯金具一種北朝鮮の楽浪地区石岩里第9号墳から,1915年に発掘された細金細工のある竜文様の帯 鉸が特に有名。黄金板に大小8匹の竜を半肉に打出し,細金細工で細部を写し,一部緑色宝石を嵌装している。現在韓国国立博物館所蔵。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android