帰上(読み)かえりのぼる

精選版 日本国語大辞典 「帰上」の意味・読み・例文・類語

かえり‐のぼ・る かへり‥【帰上】

〘自ラ四〙
天上、または山など高い所へ帰って行く。⇔帰り下る
古事記(712)上「更に還上(かへりのぼり)天照大神に請(まを)したまひき
② 都、または宮廷に向かって帰る。⇔帰り下る
貫之集(945頃)一〇「きのくににくだりて、かへりのぼるみちにて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android