日本歴史地名大系 「常宮湾」の解説 常宮湾じようぐうわん 福井県:敦賀市西浦常宮湾北は小(こ)崎から南は名子(なご)崎・弁天(べんてん)崎に至る敦賀湾内の小湾。江戸時代の西浦の中央部にあたり、湾内に沓(くつ)・常宮(じようぐう)・縄間(のうま)・名子さらに二(ふた)村の五浦がある。波静かで船の避難に適し、冬の北西風を小崎(高さ一二八・六メートル)が防ぐ。敦賀湾内では冬の休航期に海上で舟の浮囲ができる唯一の場所で、北前舟もここを利用した(→縄間浦)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by