常磐井堯猷(読み)トキワイ ギョウユウ

20世紀日本人名事典 「常磐井堯猷」の解説

常磐井 堯猷
トキワイ ギョウユウ

明治〜昭和期の僧侶,梵語学者 真宗高田派管長。



生年
明治5年3月(1872年)

没年
昭和26(1951)年1月27日

出生地
東京

旧姓(旧名)
近衛

学位〔年〕
文学博士〔大正9年〕

主な受賞名〔年〕
勲三等

経歴
明治19年小学校を終えてドイツ留学、シュトラスブルク大でマックス・ミュラー博士に17年間師事、哲学、梵文学を専攻英国、欧州各国を歴巡。帰国後京都帝大文学部教授となり、梵語を教えた。大正2年堯煕の後を受け真宗高田派管長となり、8年男爵を襲爵。帝国東洋学会の創設者で、生涯梵文学研究を続け「梵語辞典」(全11巻)を刊行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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