常綺羅(読み)ジョウキラ

デジタル大辞泉 「常綺羅」の意味・読み・例文・類語

じょう‐きら〔ジヤウ‐〕【常×綺羅】

いつもよい着物を着ていること。また、その着物。
いつも―を張って贅沢に暮していた」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常綺羅」の意味・読み・例文・類語

じょう‐きら ジャウ‥【常綺羅】

〘名〙 (「じょうぎら」とも) ふだん、よい着物を着ていること。平常、美服をまとうこと。また、その美服。
※雑俳・川柳評万句合‐明和元(1764)智六「定きらをとくにして居るとほり者」
読本南総里見八犬伝(1814‐42)八「俺と夫婦になるならば、常綺羅(ジャウキラ)さして寵愛せん」

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