幣を(読み)ミテグラヲ

デジタル大辞泉 「幣を」の意味・読み・例文・類語

みてぐら‐を【幣を】

[枕]みてぐらを神前に並べる意から、「奈良」にかかる。
「―奈良より出でて」〈・三二三〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「幣を」の意味・読み・例文・類語

みてぐら‐を【幣を】

  1. みてぐらを並べる意で「並ぶ」と同音を含む地名「奈良」にかかる。
    1. [初出の実例]「帛叱(みてぐらを) 奈良より出でて 水蓼 穂積に至り」(出典万葉集(8C後)一三・三二三〇)

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