幣を(読み)ミテグラヲ

デジタル大辞泉 「幣を」の意味・読み・例文・類語

みてぐら‐を【幣を】

[枕]みてぐらを神前に並べる意から、「奈良」にかかる。
「―奈良より出でて」〈・三二三〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「幣を」の意味・読み・例文・類語

みてぐら‐を【幣を】

  1. みてぐらを並べる意で「並ぶ」と同音を含む地名「奈良」にかかる。
    1. [初出の実例]「帛叱(みてぐらを) 奈良より出でて 水蓼 穂積に至り」(出典万葉集(8C後)一三・三二三〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む