デジタル大辞泉
「水蓼」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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みず‐たでみづ‥【水蓼】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 植物「かわたで(川蓼)」の異名。和歌ではその味の辛いところから「からし」の序の一部として用いられることがある。《 季語・夏 》 〔本草和名(918頃)〕
- [初出の実例]「うき世には身をのみつみし水たてのからき目にこそ涙落けめ〈藤原光俊〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)六)
- [ 2 ] 枕 [ 一 ]は穂状の花が出るところから、「穂」や「穂」を含む地名「穂積」にかかる。
- [初出の実例]「幣帛(みてぐら)を 奈良より出でて 水蓼(みづたで) 穂積に至り」(出典:万葉集(8C後)一三・三二三〇)
すい‐りょう‥レウ【水蓼】
- 〘 名詞 〙 植物「やなぎたで(柳蓼)」の漢名。
- [初出の実例]「風荷の老葉は蕭条として緑なり 水蓼の残花は寂寞として紅なり〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
- [その他の文献]〔白居易‐竹枝詞〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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