平ヶ倉村(読み)ひらがくらむら

日本歴史地名大系 「平ヶ倉村」の解説

平ヶ倉村
ひらがくらむら

[現在地名]安心院町平ヶ倉

ぼうはた村の北、くもヶ岳の南麓、標高四〇〇メートル前後の所にある。村域は山林・峡谷と原野からなり、田は棚田をなしている。西はくま村。天正一五年(一五八七)黒田孝高領、慶長五年(一六〇〇)中津藩領となるが、元和六年(一六二〇)中津藩主細川氏が主城を豊前小倉に移したために小倉藩領となる。寛永九年(一六三二)再び中津藩領、元禄一一年(一六九八)幕府領となり、以後同領のまま幕末を迎える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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