平畑村(読み)ひらはたむら

日本歴史地名大系 「平畑村」の解説

平畑村
ひらはたむら

[現在地名]小原村平畑

矢作川の西岸にあり、百月どうづき榑俣くれまたを通る西岸せいがん道が通る。高さ一五メートル・幅四メートルの平畑滝があり、末流が矢作川に注ぐ。天和元年(一六八一)伊保藩領、明治元年(一八六八)豊橋藩領と旗本青山三之助領である。明治九年の副業統計(小原村誌)では木挽一戸、川漁一戸がある。「愛知県西加茂郡各村沿革調」によれば、同一八年の戸口は二五戸・一六〇人で、特有物産漆汁三〇斤、楮皮六〇〇斤がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android