平衡舵(読み)ヘイコウダ

デジタル大辞泉 「平衡舵」の意味・読み・例文・類語

へいこう‐だ〔ヘイカウ‐〕【平衡×舵】

船舶で、舵板かじいた回転軸の前のほうまで広がっている舵。回転効率がよく、操舵に要する力が小さくてすむ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「平衡舵」の意味・読み・例文・類語

へいこう‐だ ヘイカウ‥【平衡舵】

〘名〙 舵板(かじいた)の全面積の二五ないし三〇パーセントを回転軸の前方に配置し、回転軸により舵板が回転するようにしたもの。操舵に要する力が外の舵に比べて、著しく減少される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android