平野山窯跡群(読み)ひらのやまようせきぐん

日本歴史地名大系 「平野山窯跡群」の解説

平野山窯跡群
ひらのやまようせきぐん

[現在地名]寒河江市米沢・柴橋

平野山は山形盆地の西縁にあって、山頂は標高二七四・五メートル。北側を寒河江川、南側を最上川が流れ、両河川に挟まれて盆地部に張出した丘陵である。窯跡群は標高一三〇―一九〇メートルの平野山東斜面にあり、平安時代の須恵器や瓦を焼成した窯跡群が密集。窯跡は一四地点において確認されており、数十基に及ぶものと推定される。いずれも半地下式無段窖窯で、いままでに六基が調査されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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