年が薬(読み)としがくすり

精選版 日本国語大辞典 「年が薬」の意味・読み・例文・類語

とし【年】 が 薬(くすり)

  1. ( 年齢がその人の行動を制御する薬になる意 ) 年をとるに従って思慮分別ができること。年は薬。年が意見
    1. [初出の実例]「鶯も年がくすりぞけさの声」(出典:俳諧・ゆめみ草(1656)春)

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ことわざを知る辞典 「年が薬」の解説

年が薬

齢を重ねることがその言動を抑制する薬になる。年をとるに従って、思慮分別がついてくること。

〔異形〕年こそ薬なれ

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