年を越ゆ(読み)としをこゆ

精選版 日本国語大辞典 「年を越ゆ」の意味・読み・例文・類語

とし【年】 を 越(こ)

  1. その年が過ぎて次の年になる。新しい年を迎える。《 季語新年
    1. [初出の実例]「よるひる待ち給ふに、年こゆるまで音もせず」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
  2. 次の年にまたがる。二年ごしになる。
    1. [初出の実例]「年をこえ習はす。心にいりて習へば、一とせ過て」(出典:読本・春雨物語(1808)捨石丸)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む