幼がまし(読み)おさながまし

精選版 日本国語大辞典 「幼がまし」の意味・読み・例文・類語

おさな‐がまをさな‥【幼がまし】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がまし」は接尾語 ) いかにも子供らしい。子供っぽい
    1. [初出の実例]「朱雀院の我心のおさながましくてよろづを太后にまかせ給へるゆへに光君をも須磨へうつし給へし事をくい給ふこころ也」(出典:花鳥余情(1472)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android