幼宮(読み)イトミヤ

デジタル大辞泉 「幼宮」の意味・読み・例文・類語

いと‐みや【幼宮】

おさない皇子皇女。また、末の宮の意ともいう。
「―いだき奉らむ」〈紫式部日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「幼宮」の意味・読み・例文・類語

いと‐みや【幼宮】

  1. 〘 名詞 〙 幼い宮。幼少の皇子、皇女。また、末の宮の意とも。
    1. [初出の実例]「『いと宮いだき奉らむ』と、殿のたまふを」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘七年正月二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android