幾らばかり(読み)いくらばかり

精選版 日本国語大辞典 「幾らばかり」の意味・読み・例文・類語

いくら【幾ら】 ばかり

  1. どれくらい。いかほど。数や量の不明なときにいうが、多量なこと、または少量の場合を予想していうこともある。
    1. [初出の実例]「しかのねはいくらばかりの紅ぞふりいづるからに山の染むらむ」(出典:大和物語(947‐957頃)一二七)
    2. 「物華やかならむも人目つつましうおぼしめされて、ただ御門のもとよりはいくらばかりかは御覧ぜられむなど」(出典:栄花物語(1028‐92頃)ゆふしで)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む