日本歴史地名大系 「幾右衛門新田」の解説 幾右衛門新田いくえもんしんでん 山形県:東根市幾右衛門新田[現在地名]東根市泉郷(いずみごう)白水(しろみず)川上流山間に位置し、村名は開発者の名にちなむ。後沢(うしろざわ)村の名主太田幾右衛門が文政五年(一八二二)幕府に請い、後沢村の東方一里余の吹越(ふつこし)山の原野五万坪余の払下げを受け、百姓七戸を移して開墾、同年八月東根代官田口五郎左衛門の検地を受け、幾右衛門新田として村立てした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報