広垣内村(読み)ひろがいちむら

日本歴史地名大系 「広垣内村」の解説

広垣内村
ひろがいちむら

[現在地名]八木町字広垣内

大堰おおい川西岸の村で、雀部ささいべ村の南西にあたる。村の東から南は大堰川を挟んで山室やまむろ村に対し、北は大戸おおど(現園部町)、西は神田こうだ村に続く。北は山地であるが、南方には大堰川の段丘が開ける。園部藩領。

村高は元禄一三年(一七〇〇)丹波国郷帳では六〇石余だが、天保郷帳では一一二石余とほぼ倍増。河川改修の結果、耕地が増えたためであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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