デジタル大辞泉
「広域変成作用」の意味・読み・例文・類語
こういき‐へんせいさよう〔クワウヰキ‐〕【広域変成作用】
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こういき‐へんせいさようクヮウヰキ‥【広域変成作用】
- 〘 名詞 〙 褶曲(しゅうきょく)山脈を形成する造山運動に伴い、広い地域にわたる岩石が地下深く押しこめられ、温度や圧力の作用によって新しい鉱物が生成されること。温度と圧力の比によって高圧低温型、低圧高温型などに分けられる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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百科事典マイペディア
「広域変成作用」の意味・わかりやすい解説
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岩石学辞典
「広域変成作用」の解説
広域変成作用
地殻の広い範囲に影響を与える変成作用で,局所変成作用が火成岩貫入の周辺部に限定されることと区別される[Daubree : 1860].広域変成作用のある地域の岩石は,低度の変成作用から高度の変成作用のものに累進的に変化することが多い[Harker : 1932, Turner & Verhoogen : 1960].造山運動や埋没作用によって特定の火成岩を熱源とせずに広い地域にわたって岩石が変成される作用で,局所変成作用(local metamorphism)に対する語.一般変成作用(general metamorphism)[Delesse : 1857],標準変成作用(normal metamorphism)[Beaumont : 1841].
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の広域変成作用の言及
【変成作用】より
…このような変成岩は[ホルンフェルス]と呼ばれる。(2)広域変成作用 造山運動のときには地下深く押し込まれた堆積岩や火成岩が広い地域にわたって変成作用をうける。変成作用は著しい変形運動を伴っていて,変成岩ははがれやすい性質をもつ[結晶片岩]になったり,片麻状組織をもつ[片麻岩]になる。…
※「広域変成作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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