広島 定吉(読み)ヒロシマ サダキチ

20世紀日本人名事典 「広島 定吉」の解説

広島 定吉
ヒロシマ サダキチ

昭和期の社会主義経済学者



生年
明治29(1896)年9月22日

没年
昭和39(1964)年9月17日

出生地
宮崎県

学歴〔年〕
早稲田大学政治学科〔大正13年〕卒

経歴
昭和初期にかけマルク大主義文献、ソビエトの弁証法的唯物論などの翻訳に当たり、日本のマルクス主義発展に貢献。戦後は日ソ親善協会常任理事、日ソ翻訳出版協会懇話会役員を務めた。訳書レーニン哲学ノート」、ミーチン他監修「史的唯物論」、ミーチン監修「弁証的唯物論」など。著書に「マルクス経済学読本」「唯物史観」「資本論の弁証法」「経済学史」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android