広瀬河岸(読み)ひろせがし

日本歴史地名大系 「広瀬河岸」の解説

広瀬河岸
ひろせがし

[現在地名]和歌山市船場せんば町・東紺屋ひがしこんや町・三木みきなかの

おお橋から堀詰ほりづめ橋にかけての和歌川沿いに位置する細長い町で、明暦二年(一六五六)開かれたという(続風土記)。文政一三年(一八三〇)の丁名増改時略図(田中家蔵)によると、川岸の「デコやくし」付近から大橋までが一丁目、薬師町やくしまち筋までが二丁目、船場町筋までが三丁目、紺屋橋までが四丁目、鍛冶かじ橋までが五―八丁目、堀詰橋までが九丁目であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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