庄兵衛田遺跡(読み)しようべえだいせき

日本歴史地名大系 「庄兵衛田遺跡」の解説

庄兵衛田遺跡
しようべえだいせき

[現在地名]恵那市中野方町

木曾川の支流中野方なかのほう川が形成した河岸段丘背後山腹に位置し、中野方川とは比高五〇メートル余ある。林道開設の際に少量の縄文土器・打製石鏃とともに弥生中期貝田町式の深鉢形土器が出土し、口唇部に刻み目をもち、口縁部は横に走る条痕文、以下は縦位の条痕文が施されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android