庄手村(読み)しようでむら

日本歴史地名大系 「庄手村」の解説

庄手村
しようでむら

[現在地名]日田市庄手・亀山町きざんまち本庄町ほんしようまち三本松さんぼんまつ一丁目・くま二丁目

隈町の西にある。日隈ひのくま山地点で三隈みくま川は南の大牟だいむ川と北の隈川に分れ、再びすず淵で合流してまた一本の三隈川となる。当村は両川に挟まれた地域と、隈川の北部を村域とする。「宇佐大鏡」の国々散在常見名田のうち長元九年(一〇三六)に開発された宇佐宮領日田郡五ヵ所の竹田たけだ村の四至としてみえる庄河は庄手川のことである。同川は現在三隈川の水を取入れてその流れをつくるが、もと三隈川の流れの一つは刃連ゆきい村を通り大原おおはら八幡宮の辺りから田島たしま村、さらに当村を通るという流路が考えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む