大原八幡宮(読み)おおはらはちまんぐう

日本歴史地名大系 「大原八幡宮」の解説

大原八幡宮
おおはらはちまんぐう

[現在地名]日田市田島 田島町

日田盆地の東部に延びる丘陵の西端に鎮座する。祭神は誉田別尊・比売大神・大帯姫尊。旧県社。大原宮・大原八幡祠・大原山八幡宮・大波羅神社などともみえる。天武天皇九年(六八一)刃連ゆきい岩松いわまつヶ峰(現天瀬町馬原の山)に八幡神の来現があり、これを祀ったという(日田造領記)。これが同所の鞍形尾くらがとお神社であるが、貞観一三年(八七一)大蔵永弘が求来里くくりの大原に社殿建立神宮寺もこれに伴い創立したと伝える(豊後国志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android