精選版 日本国語大辞典 「床の浦風」の意味・読み・例文・類語 とこ【床】 の 浦風(うらかぜ) 床を浦にみたてて、そこに吹く風をいう。和歌では、近江国の歌枕、鳥籠(とこ)の浦を吹く風の意を掛けることがある。[初出の実例]「わが袖にむなしき浪はかけそめつ契もしらぬとこのうら風」(出典:拾遺愚草(1216‐33頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例