序ず(読み)ついず

精選版 日本国語大辞典 「序ず」の意味・読み・例文・類語

つい・ずついづ【序・叙】

  1. 〘 他動詞 ダ下二段活用 〙 順序をつける。序列を定める。また、順序だてて述べる。
    1. [初出の実例]「余に命じて以て之を序(つ)き、余を迫(せ)めて以て之を次(ツイテ)しむ」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝院政期点(1080‐1110頃)一)
    2. 「世人定家卿を尊信するの余りに、後京極の歌の絶妙なる事をしらずして、其心是を定家卿の左に序づ」(出典:国歌八論(1742)準則)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む