尊信(読み)ソンシン

デジタル大辞泉 「尊信」の意味・読み・例文・類語

そん‐しん【尊信】

[名](スル)尊び信頼すること。また、尊んで信仰すること。
「その住職の―する宗教のことを想像し」〈藤村夜明け前
[類語]信仰信心敬神崇拝渇仰かつごう帰依きえ信教入信狂信宗教

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精選版 日本国語大辞典 「尊信」の意味・読み・例文・類語

そん‐しん【尊信】

  1. 〘 名詞 〙 尊んで信頼すること。また、尊んで信仰すること。
    1. [初出の実例]「此経をよく尊信(ソンシン)表章する人おほし」(出典翁問答(1650)上)
    2. [その他の文献]〔伝習録‐中・答羅整菴少宰書〕

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尊信」の解説

尊信 そんしん

1226-1283 鎌倉時代の僧。
嘉禄(かろく)2年生まれ。九条教実(のりざね)の子。法相(ほっそう)宗。興福寺大乗院の円実(えんじつ)について出家,円憲,専英に師事。大乗院門跡(もんぜき),興福寺別当となり,長谷寺別当をかねた。弘安(こうあん)6年7月13日死去。58歳。

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