底部結晶作用(読み)ていぶけっしょうさよう(その他表記)bottom crystallization

岩石学辞典 「底部結晶作用」の解説

底部結晶作用

玄武岩の層状シルでは,マグマ底部から結晶作用が始まり,次第にマグマ溜まりの床近くに結晶化した層状構造が発達する場合がある.これを底部結晶作用(bottom crystallization)という[Jackson : 1961].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android