座り相撲(読み)スワリズモウ

デジタル大辞泉 「座り相撲」の意味・読み・例文・類語

すわり‐ずもう〔‐ずまふ〕【座り相撲】

座ったままでとる相撲。ひざが床から離れたり、倒されたりした者を負けとする。相撲。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「座り相撲」の意味・読み・例文・類語

すわり‐ずもう‥ずまふ【坐相撲・坐角力】

  1. 〘 名詞 〙 すわったままでとる相撲。ひざを床から離すことや相手の顔をうつことを禁じている。居相撲(いずもう)
    1. [初出の実例]「其の猪口(ちょく)を取り返さんとするを取らせず、取らう遣らじと取っ付き引っ付き、坐相撲(スワリズマフ)に異ならず」(出典人情本娘太平記操早引(1837‐39)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android