座取(読み)ざどる

精選版 日本国語大辞典 「座取」の意味・読み・例文・類語

ざ‐ど・る【座取】

〘自ラ四〙
場所をとる。座をとる。
普賢(1936)〈石川淳〉九「酒の沁みやらが薄黒くざどってゐる古畳の上に」
はれ物などの周囲が、赤くはれあがる。
人情本・春色籬の梅(帝国文庫所収)(1838‐40頃)二「此くらゐと 手真似をして〈略〉 輪廓(ザドッ)て腫(はれ)上って居るんでありますハネ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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