はれ(読み)ハレ

デジタル大辞泉 「はれ」の意味・読み・例文・類語

はれ

[感]
謡物囃子詞はやしことば
あらたしき年の始めにや斯くしこそ―斯くしこそ」〈催馬楽・新しき年〉
驚いたとき、また感嘆したときに発する語。あれ。まあ。
「―、こりゃまた仕合はせでござりまする」〈狂言記・吟じ聟〉

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精選版 日本国語大辞典 「はれ」の意味・読み・例文・類語

はれ

感動
① 謡い物のはやしことば。「やれ」「やあ」などの類。
※東遊(10C後)一歌「をををを 者礼(ハレ)な 手を調(ととの)へろな」
② あきれたり、感嘆したり、危惧したりする時に発することば。
※狂言記・法師物狂(1660)「はれ、ひょんな事をおっしゃる」

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デジタル大辞泉プラス 「はれ」の解説

はれ

えすとえむによる漫画作品。遠距離恋愛を続ける女性が彼の田舎での秋祭りを楽しむ話。『FEEL YOUNG』2009年3月号に掲載祥伝社「作品集 このたびは」(FEEL YOUNG COMICS)に収録されている。

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