座敷形(読み)ざしきなり

精選版 日本国語大辞典 「座敷形」の意味・読み・例文・類語

ざしき‐なり【座敷形】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) いいかげんに物事をすること。その場のがれで誠意のないこと。また、そのさま。おざなり。
    1. [初出の実例]「心はこはく思へ共、座敷なりのそらいげん、よそに聞さへ恥かしし」(出典:浄瑠璃・世継曾我(1683)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android