庵治花崗岩(読み)あじかこうがん

最新 地学事典 「庵治花崗岩」の解説

あじかこうがん
庵治花崗岩

Aji granite

香川県高松市北方,屋島から庵治半島に分布する領家帯新期の花崗岩細粒~中粒の黒雲母花崗岩ないし花崗閃緑岩で,ホルンブレンドを含むこともある。優白質・均質な花崗岩で,ときにアルカリ長石がポイキロ斑晶をなす。岩株状で周囲の志度花崗岩の構造を切っている。塊状であるが,ときに黒雲母などの配列による弱い片状構造がみられる。領家帯新期花崗岩のなかで最も新期の花崗岩(沓掛俊夫ほか,1979)。U-Pbジルコン年代は85.7Ma,Rb-Sr全岩アイソクロン年代は83Ma,K-Arホルンブレンド年代は83.5Ma,K-Ar黒雲母年代は約80Ma。石材として利用されている。

執筆者:

参照項目:庵治石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 田結庄

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む