庸陋(読み)ようろう

普及版 字通 「庸陋」の読み・字形・画数・意味

【庸陋】ようろう

おろかで、いやしい。民国・王国維人間詞話、下〕季國初老の詞を論ずるは、大(おほむ)ね袁齋(枚)の詩を論ずるに似たり。其の失や、纖小にして輕なり。竹(ちくだ)(朱彝尊)以の詞を論ずるは、大ね沈歸愚(しんきぐ)(徳潜)に似たり。其の失や、枯槁(こかう)にして庸陋なり。

字通「庸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む