廃忘怪顛(読み)ハイモウケデン

デジタル大辞泉 「廃忘怪顛」の意味・読み・例文・類語

はいもう‐けでん〔ハイマウ‐〕【廃×顛】

うろたえること。狼狽ろうばいすること。
「尋ぬる声にはっと二人が―」〈浄・手習鑑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「廃忘怪顛」の意味・読み・例文・類語

はいもう‐けでんハイマウ‥【廃忘怪顛】

  1. 〘 名詞 〙 驚いてうろたえること。狼狽すること。はいもう。
    1. [初出の実例]「太郎様はいづくにと、尋ぬる声にはっとふたりがはいもうけでん」(出典:浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む