廃忘怪顛(読み)ハイモウケデン

デジタル大辞泉 「廃忘怪顛」の意味・読み・例文・類語

はいもう‐けでん〔ハイマウ‐〕【廃×顛】

うろたえること。狼狽ろうばいすること。
「尋ぬる声にはっと二人が―」〈浄・手習鑑

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精選版 日本国語大辞典 「廃忘怪顛」の意味・読み・例文・類語

はいもう‐けでんハイマウ‥【廃忘怪顛】

  1. 〘 名詞 〙 驚いてうろたえること。狼狽すること。はいもう。
    1. [初出の実例]「太郎様はいづくにと、尋ぬる声にはっとふたりがはいもうけでん」(出典:浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)二)

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