廃忘怪顛(読み)ハイモウケデン

デジタル大辞泉 「廃忘怪顛」の意味・読み・例文・類語

はいもう‐けでん〔ハイマウ‐〕【廃×顛】

うろたえること。狼狽ろうばいすること。
「尋ぬる声にはっと二人が―」〈浄・手習鑑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「廃忘怪顛」の意味・読み・例文・類語

はいもう‐けでん ハイマウ‥【廃忘怪顛】

〘名〙 驚いてうろたえること。狼狽すること。はいもう。
浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)二「太郎様はいづくにと、尋ぬる声にはっとふたりがはいもうけでん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android