建直し(読み)タテナオシ

デジタル大辞泉 「建直し」の意味・読み・例文・類語

たて‐なおし〔‐なほし〕【建(て)直し】

家などを新たに建て直すこと。改築
立て直し2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「建直し」の意味・読み・例文・類語

たて‐なおし‥なほし【建直・立直】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たてなおすこと。家屋などを、それまでのものをこわして新たに建てること。改築。
    1. [初出の実例]「家の持退き建直しは、自費でするとは聞こへぬ事じゃか」(出典:明治の光(1875)〈石井富太郎編〉二)
  3. 壊れたり乱れたりなどしている物を、もと状態にすること。また、正常な状態に改め直すこと。
    1. [初出の実例]「もろともにいりおはするを、北方など見給て、おどろきて、御几帳たてなをしなどす」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例