建米(読み)タテマイ

デジタル大辞泉 「建米」の意味・読み・例文・類語

たて‐まい【建米】

江戸時代帳合米ちょうあいまい取引で、その日のうち転売・買い戻しを行わない米。夜越米よこしまい
第二次大戦前の米穀取引所で、取引の標準とした米。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「建米」の意味・わかりやすい解説

建米
たてまい

夜越米ともいわれ,立米,竪米とも書く。江戸時代,大坂堂島の帳合米商内 (ちょうあいまいあきない) の取引で,当日中に転売や買戻しはしない米。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android