ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「帳合米商内」の意味・わかりやすい解説 帳合米商内ちょうあいまいあきない 江戸時代の米市場で行われた取引方法の一つ。仲買人が自分の見込み,あるいは客の注文で空米の売買を行い差額を入手するもので,売買は一定期日内に帳簿上で決算され,正米取引と違って実際の米の受渡しはなかった。享保 15 (1730) 年幕府は合法的取引として公認したので大坂をはじめ江戸,大津,桑名,赤間関 (下関) などで広く行われた。 (→堂島米市場 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by