デジタル大辞泉 「弁じる」の意味・読み・例文・類語 べん・じる【弁じる/×辯じる】 [動ザ上一]「べん(弁・辯)ずる」(サ変)の上一段化。「滔々とうとうと―・じる」 べん・じる【弁じる/×辨じる】 [動ザ上一]「べん(弁・辨)ずる」(サ変)の上一段化。「理非を―・じる」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「弁じる」の意味・読み・例文・類語 べん・じる【弁・辨】 ( サ変動詞「べんずる(弁・辨)」の上一段化したもの )[ 1 ] 〘 自動詞 ザ上一 〙 ととのう。済む。弁ずる。[初出の実例]「煙草一服吸はない間に用事が辨じる」(出典:交易問答(1869)〈加藤弘之〉上)[ 2 ] 〘 他動詞 ザ上一 〙 処理する。済ます。弁ずる。[初出の実例]「その仕事を行ふ費用は、皆銘々より納めたる年貢運上にて辨(ベン)じる」(出典:開化問答(1874‐75)〈小川為治〉初) べん・じる【弁・辯】 〘 他動詞 ザ上一 〙 ( サ変動詞「べんずる(弁・辯)」の上一段化したもの ) 述べたてる。言う。また、弁解する。弁ずる。[初出の実例]「真うちがしっとりと弁(ベン)じると」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例