わきま・ゆ【弁・辨】
- 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段活用の「わきまふ」から転じて、室町時代頃から用いられた語。多くの場合、終止形は「わきまゆる」の形をとる ) =わきまえる(弁)
- [初出の実例]「ワレ ワ ヨ ノ ホマレ ノ タメ ニ シタリ ト ユウ コト ヲ vaqi(ワキ) mayubexi(マユベシ) ト イエリ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)一)
- 「日輪出させ給ふをこそひがしとばかりはわきまゆれ」(出典:幸若・築島(室町末‐近世初))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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