式式(読み)しきしき

精選版 日本国語大辞典 「式式」の意味・読み・例文・類語

しき‐しき【式式】

〘名〙 (形動) (「式」を重ねていった語) 物事儀式ばってなされること。本格的なやり方であるさま。
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)張馮及鄭第二〇「合璧には式々に雀の羅を画にかいたぞ」
※浮世草子・万の文反古(1696)二「置綿きたる中居女に口上いはせしきしきに仕掛ぬれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「式式」の意味・読み・例文・類語

しき‐しき【式式】

儀式などが、正式に執り行われること。
「置綿きたる中居女に口上言はせ、―に仕掛けぬれば」〈浮・文反古・二〉

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