式正(読み)シキショウ

デジタル大辞泉 「式正」の意味・読み・例文・類語

しき‐しょう〔‐シヤウ〕【式正】

正しい儀式。本式。正式。
「―の御囃子はやし烏帽子上下ゑぼしかみしもにて肩脱がず」〈わらんべ草・一〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「式正」の意味・読み・例文・類語

しき‐しょう‥シャウ【式正】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 正しい儀式。正式。また、本式で立派なさま。しきせい。
    1. [初出の実例]「御会の御人数式正なり」(出典:東野州聞書(1455頃)二)
    2. 「しきしゃうの御はやしは、ゑぼし上下にて、かたぬがず」(出典:わらんべ草(1660)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android