式部新田(読み)しきぶしんでん

日本歴史地名大系 「式部新田」の解説

式部新田
しきぶしんでん

[現在地名]望月町布施ふせ

布施谷のほぼ中央。やや開けた辺りに位置し、東は矢島やしま(現浅科村矢島)及び四二ヵ村入会山、西は丘陵を越えて鹿曲かくま川の谷に下る。寛永二年(一六二五)黒沢式部太夫が、小諸こもろ城主松平憲良(忠憲)の許可状を得て(松平忠憲老臣等連署状)、「入布施村荒地」を開いたもので、「三年ハ作リ取」「諸役之義は五年免許」「林之義は望次第ニ立置可申」とされた。

南西の丘陵に古墳群があり、その北方には布施氏の居城と伝える跡を残す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 矢島 小諸 中世

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む