弓摺羽(読み)ユスリバ

デジタル大辞泉 「弓摺羽」の意味・読み・例文・類語

ゆすり‐ば【×摺羽】

矢羽うち、矢をつがえて射るときに弓に触れるほうの羽。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弓摺羽」の意味・読み・例文・類語

ゆすり‐ば【弓摺羽】

〘名〙 矢羽を矢に矧(は)いだ位置による名。矢を弓弦につがえて、弓に摺れる部分に該当する羽。
今川大双紙(15C前)弓法之次第之事「矢の羽の事。上はやり羽。前はゆすり羽。今一つはとかけと云也」

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