弓摺羽(読み)ユスリバ

デジタル大辞泉 「弓摺羽」の意味・読み・例文・類語

ゆすり‐ば【×摺羽】

矢羽うち、矢をつがえて射るときに弓に触れるほうの羽。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弓摺羽」の意味・読み・例文・類語

ゆすり‐ば【弓摺羽】

  1. 〘 名詞 〙 矢羽を矢に矧(は)いだ位置による名。矢を弓弦につがえて、弓に摺れる部分に該当する羽。
    1. [初出の実例]「矢の羽の事。上はやり羽。前はゆすり羽。今一つはとかけと云也」(出典:今川大双紙(15C前)弓法之次第之事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android