精選版 日本国語大辞典 「矢羽」の意味・読み・例文・類語 や‐ばね【矢羽・矢羽根】 〘 名詞 〙① 矢の上端につける鳥の羽。鷲・鷹・鳶等の羽で作り、斑(ふ)の別によって切り斑・本黒・中黒・妻黒などの名がある。〔和英語林集成(初版)(1867)〕② ①の形を表わした模様。[初出の実例]「黒と白の矢羽根のお召の半コートの下から」(出典:あきらめ(1911)〈田村俊子〉二一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の矢羽の言及 【弓道】より …なお弦は,古くから一貫して麻が使用されてきたが,近年になり化学繊維のものもある。矢は篦(の)(矢軸,簳(やがら)),筈(はず),矢羽,鏃(やじり)から構成されている。篦は多く矢篦竹(やのちく)が使用されるが,現代ではジュラルミン製,グラスファイバー製のものもある。… ※「矢羽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by