引っ欠く(読み)ひっかく

精選版 日本国語大辞典 「引っ欠く」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐か・く【引欠】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 「ひきかく(引欠)」の変化した語 )
  2. ものの一部分をこわす。一部を折り、または削りとって減らす。
    1. [初出の実例]「釈尊御入滅の刻、金棺未だ閉じざる時、〈略〉御牙を一つ引缺(ヒッカイ)て是をとる」(出典太平記(14C後)八)
  3. 江戸時代女郎を引かせる。身請けする。
    1. [初出の実例]「揚銭なしに昼夜のたのしみ、それをこっちへひっかく企て」(出典:浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む